先日買ったタイトルの本を読みました。
ハードカバーが出た頃に、あらすじを読んで気になってはいたのだけれども、買う気にはなれなかった。それを買ったのは、あまりにも最近暇だからか。FFをしながらボーっとしていることもあるし。
こういう本の感想をまじめに書いたことが無いので、ここで書くのは難しい。数学に対する博士の態度と、一般人である「私」の感性がすばらしい、とでも言うのが普通かな。博士の数学に向かう態度は、工学者の自分としても見習うところはあるし、「私」の感性も面白いと思う。
自分も、大学に入ってしばらくして、工学のシステマティックぶりに少し感動した記憶がある。高校から一貫して「あるべきもの」として教えられてきた数学と物理が、初めて相互に補完しあっていることが分かった時。
何か、すごく感想が書きにくい。今までライトノベルと呼ばれるジャンルぐらいしか読んでなかったしなぁ。でも、この年になってライトノベル、という気もしてきたので、有名どころの普通の小説はこれからも読んでみよう。