タイトルの本を読みました。
途中で「四季」を読んだことをちょっと後悔した。Vシリーズの登場人物が、たくさん四季に出ていたので。おそらく、本編でかかれていない人間模様を先に読んでしまったんだろうなぁ。
今回、ミステリーよりも人の考え方に感心した。「頭が良すぎるから力をセーブした」という発想には脱帽。こんな人、実際に居るのか?あと「天才=多重人格」が良く現れていると思った。もっとも、これは四季で明らかになった関係で、このあたりで、作者の中で考え方が確定した、というところか。S&Mシリーズではそこまではっきりと多重人格感が無かったし。