カテゴリ:本( 87 )

2017年 06月 01日
最果てのパラディン(web版)
何処かで評判が良かったので読んでみた。連載が止まってる部分まで。かなり面白かった。鍛えられた筋肉があれば、ほとんどの問題は解決する!

転生モノだけど、何か特別なわけではない。現代人の知識を風景や文化の描写のために使っている。これは、読み手も想像しやすいし書き手も楽だし、画期的だと思った。これまで読んでた転生モノは、知識を使って活躍したり、チート能力持ってたりだったので、この点には気付かなかった。

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by alfred000 | 2017-06-01 08:37 | | Comments(0)
2017年 05月 25日
虐殺器官(伊藤計劃)
よく平積みされている本。ピアピアと一緒に買った。ハヤカワだからSFかと思ったが、ちょっと毛色が違う。SFとは何か、と言い出すと話の収集がつかなくなるから、細かくは書かない。

主人公の厭世的な雰囲気が特徴。一人称だけどやたら感情の起伏がない。まぁ、設定的に頷けるものはある。なんとなく、「1984年」と似たような雰囲気を感じた。あちらは明示的な監視社会だけど、こちらは間接的な監視社会。10年くらい前の本だけど、今のスマホで行動ログが自動的に取られる社会に似ている。

わくわくして先が読みたくなるタイプではなく、主人公が一体どうなってしまうのか気になって読み進めてしまうタイプの本だと思う。自分は読んで損はなかったと思うけど、人を選ぶかなぁ。文体もあるし。

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by alfred000 | 2017-05-25 08:10 | | Comments(0)
2017年 04月 25日
南極店のピアピア動画(野尻抱助)
5年くらい前の本。コボでハヤカワ半額セール時に買った。他にも二冊。

で、内容。ニコニコ動画が凄い盛り上がってる頃の話。SF感あるけど、ちょっとしたテクノロジーとネットの盛り上がりがあればとんでもない事が出来ちゃう話。ニコ動である、技術部の「なんでこうなった」がエスカレートしていく話。

5年くらい経ってから読んでるせいか、最近はニコ動にハマってないせいか、読んでて栄枯盛衰を感じて物悲しくなってしまった。アニメを見る暇がなくなったせいかな。通勤中に見るのも回線的に大変だし(キャッシュして見るほどの根性はない)。

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by alfred000 | 2017-04-25 08:48 | | Comments(0)
2017年 01月 25日
本好きの下克上(web版)
10冊くらい刊行されているけど、web版だけ読んでます。もうそろそろ終わりそうな感じ。

いわゆる転生モノだけど、視点が面白いと思う。持っている知識を使って、まさに下克上していくところが痛快。会話やキャラの考え方も親しみやすくて良い。結構綿密に世界観が考えられていると思うけど、後半はちょこっと粗がある気がする。書籍になったら修正されるのかな?

書籍版はイラストもかわいい。漫画も期待。


転生モノは他にも何個か読んだけど、男主人公はハーレムになって、女主人公はほのぼのするタイプが多い気がした。男主人公の場合、自分を重ねるからハーレムになるのは需要に合っていると思うが、あまりにもワンパターンすぎる気がする。まぁ、ハーレムになるのは転生モノに限らず、ラノベでもそうなんだけど。

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by alfred000 | 2017-01-25 08:31 | | Comments(0)
2017年 01月 10日
辺境の老騎士(web版)
うまく言えないけど、すごく面白かった。剣客商売みたいな感じだけど、スケールが違う。ただ、途中、政治的な部分は固有名詞多すぎて理解できなかった。

騎士が矜持を持って進む姿は感動する。前半のほのぼの感を裏切って、後半は騎士道を感じる話だった。

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by alfred000 | 2017-01-10 19:05 | | Comments(0)
2016年 09月 20日
レッド・ライジング2 黄金の息子(ピアース・ブラウン)
1巻も読んだけど、一応2巻の感想。とにかく内容が濃い。「内容が濃い」と言われる物は多いけど、この本は本当に多いと感じた。言い換えると、説明が少なめ。人間関係は覚えていなきゃいけないし、やテクノロジーはある程度想像で何か考えないといけない。リーチクラフトの説明あったっけ?と思った。内容の濃さに拍車をかけるのは文体。緩急がつけられてて、急のところは本当に展開が早い。普通の本の倍くらいの内容じゃないかと思った。

主人公が信頼したりだましたり裏切られたりしながら目標を達成しようとする。1巻は全く手助けがなかったけど、2巻は助けがあったりして、そこも感動する。最後にさらなる罠が待ってるわけだけど。

英語の原作は完了してるようで後書きの訳がついてた。来年のいつ頃になるかな?映画化は・・・期待しないかな。火星の人が、世間の評判に比べて自分は満足出来なかったし。

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by alfred000 | 2016-09-20 07:27 | | Comments(0)
2016年 09月 09日
海賊と呼ばれた男(百田尚樹)
なんか、坂の上の雲のような雰囲気を感じる話でした。伝記のような内容だけど、あまりにも「国のため」という意識が強いせいだと思う。一代で会社を立ち上げた人物と言えば松下幸之助だけど、あっちの本は経営者としての格言みたいな内容だし。まぁ、あれは出版社の意向が強いのかな・・・。

この作者の本は初めて読んだ。うまく言えないけど、戦前戦後に活躍した人物を綺麗に書きすぎている気がする。この点がわざとらし過ぎて気になった。話し自体はとても面白いのだけども。いや、この話を面白いとか美談だとかで済ませちゃいけない気もするのだが。

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by alfred000 | 2016-09-09 16:16 | | Comments(0)
2016年 09月 06日
日本がアメリカに勝つ方法(倉本圭造)
結構いい本だった。目からウロコではなく、自分の思想にあってるから、という感じだが。

先鋭化する主義主張、単純化のためのレッテル張り、この辺りが悪い相互作用してる。ただ、「勝つ方法」と言いながら、書いているのは「勝つ状態」だと思った。この状態へ至る道が方法だと思う。それは困難で長い道のり。なので、明示できるタイプのものではない。

作者の言う、地道な言論活動による「空気の醸成」が、その道なのかもしれない。自分がその道に直接貢献できる事は無いかもしれないが、間接的に、皆がその道を目指すような手助けをしたいと思う。

ちょっと大げさすぎるか。

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by alfred000 | 2016-09-06 09:24 | | Comments(0)
2016年 08月 19日
自助論(S・スマイルズ、竹内均 訳)
残念ながら読み切ることができなかった・・・。1章で挫折。引用ばかりと感じて、ざっと眺めたら予想通りと感じたことが原因かな。原著は古い本だから、引用している人がさっぱり分からなかった。

引用ばかりというのは「これからの正義の話をしよう」も同じだったな。確かにあれも辛かった。あれが読み切れて、これが読み切れない理由は、新しさなのか、テーマなのか・・・。
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by alfred000 | 2016-08-19 21:52 | | Comments(0)
2016年 08月 15日
知ろうとすること。(早野龍五・糸井重里)
東日本大震災の時の、放射能関連の情報について一言申し添える本。自分は、早い段階でそこまでじゃないかなぁと思っていたけど、住んでる訳ではないからちょっと他人事だった。声の大きい人たちのせいで、被害を受けている人たちがたくさんいるなぁと思いつつ、何もしていなかった。本に書いてあることは、だいたい自分でも知っている・理解しているようなことだった。

ただ、こういう本が「糸井重里」という名前で出ることに価値があると思う。リーチしにくい人たちも読んでくれる可能性が上がる。とくに、ニュートラルな立場の人たち。この本で批判されているような人たちは、読んでも頭ごなしに否定するだけだし、この本の内容を初めから理解している人たちは、読んでも自己満足で終わるだけだし。やはり、ニュートラルな人たちに読んでもらって、科学について正しく理解を深めてほしい。
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by alfred000 | 2016-08-15 23:06 | | Comments(0)